インベント会場の座席は団体や個人の予約がありますが、
一般的なコンサートの予約とは異なり、予約時に座席が決定するのではなく、
団体の人数は注文後に変更があるため、注文時に座席を仮決めして、
チケットを送付する数日前に座席を決定しています。
作業は座席表に確保した座席を色分けして記入していましたが、
座席数や位置を変更するには「消しゴム」で修正したり、
新しい座席表に書き直したり大変な作業量でした。
Excelを利用した座席割当も検討しましたが、
注文座席数と連動した変更ができないため作業効率アップは望めませんでした。
導入後、注文を登録すると注文座席数、座席残数、座席割当数、座席未割当数を確認できるようになり、
注文された座席数と座席割当数の不一致がなくなり、チケット送付前の確認作業が楽になりました。
また、座席の割当や変更が簡単にできるので作業時間が短縮されました。
今回は「注文」から「座席割当」までの範囲で開発しましたが、
今後は座席割当確定後、別システムの売上伝票を自動作成する計画です。
システム要件
サーバー:Windows Server 2008データベース:SQL Server 2008
クライアント:Windows 7
実装機能
【申込登録】注文を登録します。
【座席割当表】注文座席を座席表に割り当てます。
【座席状態】座席種類別に注文座席数、座席残数、座席割当数、座席未割当数を表示します。
【未割当一覧】注文別の座席割当状況を表示します。